2007年9月10日月曜日

エコについて考えよう vol.1



2007年9月9日(日)
エコトワザという、企業のエコ活動を応援する会社が開催するイベント「彩和祭Vol.2」に参加してきました。
テーマは 「水も滴るイイ女」
水をテーマにエコを考える女性限定のイベントでした。

パネリストの方々の対談はどれも興味深いお話ばかりでしたが、
特に興味を持ったお話は、ボルヴィックの「1L for 10L」プロジェクトリーダー吉沢さんのお話。
このプロジェクトは7/2〜9/30の期間中、ボルヴィック1リットルを購入するとアフリカに新鮮な水10リットルが生まれるというもの。ボルヴィックがユニセフを通じて支援しているプロジェクトです。

このプロジェクトの方針
1)誰でも参加しやすいプログラムであること。
(ボルヴィックの水を買うという行為だけで誰でも簡単に参加できること。)
2)わかりやすいメッセージであること。
(ボルヴィックという水のメーカーが水が足りない国に水を届けるという自社の事業に近いもので貢献している点。)
3)積極的にメッセージを投げかけ、コミュニケーション活動を盛んに行なうこと。
(テレビCMやPR活動、嘘のない情報や結果の報告などを積極的に行ない、人々に関心を持ってもらう。)

環境問題に関心がある人はとても多いのに、いざ何をどう行動すれば良いのかわからないという人が大多数であり、その大きなマスの心をつかまえて動かす、とてもシンプルで強い方針であります。

私の父が、廃木材をリサイクルする技術を開発して世の中に広めるという仕事をしていることもあり、私も何か環境への取り組みにたずさわることができないだろうか?できればデザイナーとう立場から社会貢献ができないだろうか?と思うのですが、環境問題に対するこういった活動はボルヴィックのように大企業しかできないだろうと思っていました。

ところがエコトワザのサイトの事業内容のページにこんなことが書いてありました。
「小さな企業が「楽しみ」ながら、「継続」して「透明」なエコ活動をする方法。
それは、本業を離れず、事業価値を上げる「投資」としての社会貢献をすること。」

本業であるデザイナーという立場から続けられるエコ活動。
うーん、なにか見つかりそうな気がしてきました。
そして、このボルヴィックの3つの方針は小さなエコ活動を行なう上でも参考になるであろうと思います。

とりあえず皆さん。ボルヴィック1L買いましょう!

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